民藝のさと、山陰のうつわ


9月に入りました。すっきりしないお天気が続き、お日さまが恋しいこの頃です。
ひと雨ごとに秋が深まっていくのでしょうね。

今日は「民藝」のお話をすこし。
この夏に鳥取市にある「たくみ工芸店」を訪れました。隣には鳥取民藝美術館があります。
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思想家・柳宗悦が提唱した「民藝」に影響を受け共感し、鳥取で民藝運動を起こした医師・吉田璋也が設立した美術館とその隣に建てられた民藝品のお店です。山陰地方も全国にある民藝のうつわの里の一つ、民藝に取り組む窯元がたくさん点在しています。
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「民藝」とは、大正末期に柳宗悦や陶芸家の濱田庄司や河井寛次郎らによって創られた言葉で「民衆的工芸」の略。「観賞用につくられた美術工芸品に対して、暮らしの中で使われる実用性を供えた丈夫で美しい品」日常生活で使う手仕事の日用品には、用途を兼ね備えた美しさがあるという考え方です。いわゆる「用の美」
「民藝運動」とは、手仕事の美しさを生活に取り入れ、心豊かな生活を実践していくことを目的とした活動です。この考えに共鳴して民藝は全国に広がりました。

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南北に長い国土を持ち様々な気候風土の日本では、地域ごとに異なった生活様式が生まれ、その地域の自然の素材を使った日用品が作られ伝統の中で育まれてきました。

日本は「手仕事の国」、世界に誇れる工芸品がたくさんあります。
素晴らしい美術工芸品も数多くありますが、日用品の中にも華やかではないけれど、私たちの生活のそばにあり心を豊かにしてくれるものがたくさんあります。

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私ひとりは小さな力だけど、そんな手仕事の技を普段の暮らしに取りいれて愉しむこと、そしてその良さをみなさんと分かち合っていくことで、素晴らしい工藝品が「未来に繋がっていく」と信じています。


ちょっと硬いお話になってしまいましたが、民藝は人を和ませる威力も大きい(笑)
たくみ工芸店に入ると建物とうつわの空気感がなぜか懐かしく、時間が無くて隣の工藝美術館を観ることも叶わずの短い時間でしたが、ほんのひととき癒しの時間を過ごしました。

今回は出雲の出西窯のうつわを購入。
青が美しいこの器に、この時期大好きなイチジクを乗せて。

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民藝のうつわ、好きな方も多いと思いますが、鳥取のうつわや手仕事の工芸品も密かなブームなんですよ。全国のギャラリーや器のお店で展示会が開かれたり、鳥取へ窯元めぐりに行かれる方も増えているようです。

手に取るとなぜかホッとする民藝のうつわ。
ご一緒に愉しみませんか。




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