菊の節供を愉しむテーブル〜和包み講座〜

昨日は重陽の節供でした。
五節供の中では馴染みの少ないと言われていたお節供ですが、年々愉しまれる方が増えてきたように感じます。

先日の和包み講座でも小さな食卓のしつらえをご覧いただきました。
菊酒とともに秋の味覚をいただくテーブル
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重陽の節供は、別名「菊の節供」とも云われます。「翁草(おきなぐさ)」や「齢草(よわいぐさ)」ともいわれる菊は、薬草として中国から日本にもたらされ不老長寿の効果があると信じられてきました。そんな菊の花に永遠の若さと長寿の願いを込めて。

菊の花びらを浮かべ、香りが移った菊酒をいただきます。
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お花の代わりにしつらえたのは「菊の被せ綿(きせわた)」。
節供の前日に真綿を菊の花に被せ、当日の早朝に夜露と花の香りが染み込んだ綿で身体を拭うと若さが保てると伝えられていました。その菊花に被せる真綿をしつらえて。
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講座では菊結びを作っていただきました。
吉祥の飾り結びは食卓にお祝いの気持ちを添えることができます。
今回はお箸の上に添えて。
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和包み講座に初回から参加してくださっているSさんが、「自作の掛け軸をぜひ見て欲しくて!」とお持ちくださいました。テーマは「後の雛」。菊のしつらえの絵の下に、上品な男雛女雛が描かれた日本画でした。

「後の雛」は江戸時代に生まれた風習とも云われ、雛人形を重陽の節供にも飾って楽しみました。この季節に節供人形をを虫干しして長持ちさせるという意味合いもあったようです。
長寿と健康を願い、自分のため、ご両親のためにしつらえる雛飾り。桃の節供に対して、シックな大人の雛祭り。

2年前の和包み講座で、この「後の雛」についてお話をさせていただいたのですが、その話がとても印象に残っていて「後の雛」をテーマに絵を描こうと思ってくださったのだとか。
「いつも色んなヒントやアイディアをいただいています」
そんなお言葉をいただいて、とてもとても感激しました!
次回、重陽の節供がテーマの際にはぜひともお軸も展示してくださいね。

日常の暮らしの中にある「和のコト」を再発見したり、「和」を取り入れて愉しむちょっとしたヒントをお伝えしたいという想いで講座を続けていますが、少しでも皆さまのお役に立てているならば何よりの励みです。ご遠方からいつもご参加くださっている方、忙しい中都合をつけて駆けつけてくださる方、皆さまのお陰さまで講座を続けていられることに心から感謝しております。

地道にマイペースですが、これからもボチボチっと続けていけたらと思います。
木下家のお庭を眺めながら、皆さまと和包みの時間をご一緒できるのを楽しみにお待ちしております。


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次回の和包み講座は12月23日(祝) 13:30〜15:00
「お正月迎えの和包み」

お申し込み:舞子公園 旧木下家住宅  
Tel:078-787-2050
午前10時〜午後5時 月曜日定休
(10月以降、舞子クリスマスの告知が始まると申込先が変わります。
改めてご案内いたします。)
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〜開催予定の講座〜
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◆月の秋を愉しむ 和のアフタヌーンティー◆
2016年9月25日(日) 14:00〜15:00
於:博多阪急7階イベントホール
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2016-09-10 | Trackback(0) | 年中行事

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